2019年 10月 1 火曜日
こんにちは
大中環境、広報の味岡です。
10月になりました。本日は来年度入社予定の内定式でした。もうこんな時期なんだなーと去年の自分たちを懐かしく思ってしまいましたが、10月にはたくさんイベントがあります。そうは言っていられません。これからも頑張りますよ。
さて、今回は解体する際のお祓いについてのご紹介です。住宅にまつわるお祓いと言えば「地鎮祭」が有名です。古くから一般的に行われているお祓いですので、多くの方が一度は立ち会ったことがあるのではないでしょうか。自分も立ち会ったことがあります。
ところで、この地鎮祭は新築を建てる前に行うものですが、逆に解体する時にもお祓いがあることをご存知でしょうか。
今回はその解体時に行うお祓いについてご紹介します。一般に、解体工事の前に行われるお祓いを「解体清祓い(かいたいきよはらい)」と言います。
「地鎮祭」は、建物の新築や土木工事などを始めるにあたって
- 土地の守り神である「産土大神(うぶすなのおおかみ=氏神さま)」
- 大地を護る神である「大地主大神(おおとこぬしのおおかみ)」
- 土を護る神である「埴山姫大神(はにやまひめのおおかみ)」
を祀り、工事の安全祈願、土地や建物の安全祈願をするためのものです。工事の着工に合わせて「起工式」として行う場合もあります。
一方の「解体清祓い」は解体工事を始めるにあたって
- 家屋の守り神である「屋船久久遅神(やふねくくのちのかみ)」
- 同じく「屋船豊受姫神(やふねとようけひめのかみ)」
に対して、これまで何事もなく無事に暮らすことができたことを感謝するとともに、解体することの報告・許しを得て解体工事の安全祈願をするためのものです。
次回は、実は自分の家にあるかもしれない井戸のお祓いについてご紹介しようと思います。