こんにちは
大中環境、広報の味岡です。
また台風が発生したようです。毎年、しょうがないことですが9月は台風がよく来ますね。対策をしましょう!!
今回は、建築や解体業界を描いた小説をご紹介します。今回は、「鉄の骨」というお話をお届けします。
中堅ゼネコンの一松組に入社して4年目の富島平太はある日突然、業務課への異動を命じられる。大学の建築学科を卒業し、入社以来現場を担当してきた平太にとって、営業を担当する業務課は正に畑違いでした。
着任早々、区役所への挨拶を命じられた平太は、公共工事の最低入札価格や指名入札業者の数に探りを入れる上司と役人とのやり取りにはらはらします。その日の夜の飲み会で平太は、業務課が通称「談合課」と呼ばれる部署であること、談合がなければ建設業界は立ち行かないため談合は「必要悪」であることを聞かされます。
談合は本当に悪なのか、平太の苦悩の日々が始まる。時を同じくして、2000億円規模の地下鉄敷設という大型公共事業の情報が入り、一松組は独自技術によりコスト的優位に立つが、社内外のしがらみから、一松組そして平太も談合に関わらざるを得なくなります。地検特捜部が水面下で捜査を進める中、この大型公共事業の入札が始まる。
という内容です。
作者は、「下町ロケット」や「半沢直樹」など数々のドラマの原作の著者である池井戸潤さんです。
出身も岐阜県と近いです。
読書の秋!
久しぶりに本を読んでみてはいかがでしょうか?