こんにちは!
外構工事担当の池上です。
その日の最高気温が話題になるくらい、暑い日がありますね💦
道ゆく人や社内の人の中にも、半袖で過ごす人を多く見掛けます。
私は未だ衣服の入れ替えをしてないので、袖を捲って業務をこなしております!
さて、連休前から着工した、造成工事についてです。
隣地様の土地との高低差が3M近くあり、そこにコンクリート擁壁を新たに建設する工事になります。
コンクリート擁壁は、立ち上がりの壁の高さと同じくらいの長さの基礎を作るところから始まります。
3M近い壁を立ち上げるなら、基礎の奥行き寸法も3M近く掘って作業を進めます。
この擁壁工事、運動場の真ん中に建てるなら何の苦労もありません。
しかし多くの現場では、隣地様の土地の形状だったり、隣接具合によっては仮設工事が重要になってきます。
今回、こちらの現場では掘削を進める事によって、隣地様の土地の土が崩れる恐れが有りました。
そこで、擁壁工事を着手する前に、土の崩壊を防ぐための山留め工事というものを施しました。
色々な工法が有りますが、今回はH鋼と杉板を用いた工法で山留めをしました。
先ずはクレーンにてH鋼を2メートル間隔で打ち込みます。
次にH鋼とH鋼の間の土を、杉板の幅分削りながら、削った所に杉板を嵌めて、順番に落としこんでいきます。
最初に嵌めた杉板を、ダルマ落としの様に、下へスライドさせていくわけです。
そうして削った部分に杉板を嵌めながら作業を進める事によって、土の崩れを止め下へ下へと掘り下げていく事が出来ます。
そうして出来たのが下の写真です。
この様にして、隣地様の土の崩壊を塞ぎ、危険を回避した状態を作ってから、擁壁工事へと進みます。
擁壁工事は大きく掘り下げた場所での作業になる為、作業員の安全確保は第一優先になります。
擁壁工事のご報告は、また機会があればお伝えしたいと思います。
出来上がった擁壁や建物などを見て、どうやって作業したんだろう?
と、想像してみると面白いと思いますよ!
ふぅ~💦
今回は脱線せずに真面目に書き終えました!
(…イヤイヤ💦、いつも真面目ですって!)