皆さん、こんにちは!
㈱大中環境 福岡支店 田上です!
早速ですが、この数日間の豪雨により九州は災害に見舞われております、、、
新居を購入した我が家ですが、入居半年で「避難指示」が発令されました。
まだまだ油断はできませんが、なんとか「命」は守れています。
今後は東北へ梅雨前線が北上をしますので関東・東北の方々は注意をされるようにお願いいたします。
と、雨はここまでで、、、
今回は「石綿」について誰でもわかるように解説致します。
今回は
①石綿とは?
②石綿の歴史
■そもそも「石綿」とは?
繊維状鉱物の総称。蛇紋石じやもんせきまたは角閃石かくせんせきが繊維状になっているもの。熱・電気の不良導体で,防火・保温,電気の絶縁物などに用いられた。吸い込むと肺癌がんや中皮腫ちゆうひしゆなどの原因となるため,原則として製造・使用は禁止されています。
「奇跡の鉱物」と呼ばれ、安価で高性能という点で使用が開始された、要は石で、繊維状にして多くの個体に混ぜて使用していたものです。
■歴史
古代エジプトでは、ミイラを包む布として、古代ローマでは、ランプの芯として使われていた。
日本では、『竹取物語』に登場する、火にくべても燃えない「火鼠の皮衣」も、当時そういうものが実在したとすれば、正体はこの石綿であったろうと言われている。平賀源内が秩父山中で石綿を発見し、1764年(明和元年)にこれを布にしたものを中国にならい、「火浣布」と名付けて江戸幕府に献上している。この源内の火浣布は、京都大学の図書館に保存されている。
20世紀に入ると、建物などの断熱材や防火材、機械などの摩擦防止用などに大量に使用されるが、1970年代に入ると、人体や環境への有害性が問題になった。
1975年(昭和50年)9月に、吹き付けアスベストの使用が禁止された。
2004年(平成16年)に石綿を1%以上含む製品の出荷が原則禁止、
2006年(平成18年)には同基準が0.1%以上へと改定されている。
1960年代まで製造されていた電気火鉢の石綿灰を廃棄する際には注意が必要である。
なお、労働者の石綿暴露防止の法規制は、2005年(平成17年)に石綿障害予防規則が新設・施行され、特定化学物質等障害予防規則(当時)から分離された。
*:石綿は2006年(平成18年)9月の労働安全衛生法の改正により全面製造禁止となったが、代替品が確立していない特定分野の部材については、政令により代替技術が確立されるまで、製造の禁止が猶予されていた。
2012年(平成24年)3月に全ての代替技術が確立したため、石綿は完全に製造禁止となった。
(ウィキペディア 参照)
これが、「石綿」「アスベスト」と呼ばれるものの簡単な歴史と説明です!
要は過去に重宝していたものが、実は人体に影響があるとされ、禁止になった。ということです。
弊社では、昨今の解体事業の法令厳格化に対して「石綿作業主任者」「石綿調査者」などの講習会に社員が参加し
コンプライアンスを守っております。
弊社では「幸せ創造・夢創造・地球創造」の理念の中に後世の子供たちに地球を託すという思いがあります。
その1つの取り組みとして「アスベスト事業」があります。
数多くの方々が情報に翻弄され、「何が・どのように・いつ・どこで・だれが」などの疑問があると思います。
そんな些細なことからでも、ご相談やお問い合わせいただければ幸いです。
昨今は目まぐるしく状況が変化しております。。。みんなで手を取り支えあっていける世の中を祈っております。
またまた、可愛いわが子に癒されてください( ´∀` )